「邪馬臺國=鷹羽國」説
(福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)
飛鳥浄御原宮は、7世紀後半の天皇である天武天皇と持統天皇の2代が営んだ宮。
※ 古代史フォーラム 古代田川に天皇がいた2
平成30年3月21日(水) 於 福岡県立大学講堂より
■ 万葉集の証言(天武天皇と大原の里)
天皇賜藤原夫人御歌一首
一〇三
吾が里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後
わたしの居る里(新京、後の藤原京=
福原長者原遺跡 か)には大雪が降っている。
そなたの里の大原の旧都(飛鳥浄御原宮)に雪が降るのはまだ後だろう。
藤原夫人奉和歌一首
*.藤原夫人は鎌足の娘、字は大原大刀自
一〇四
吾が岡の おかみに云ひて ふらしめし 雪のくだけし そこに散りけむ
わたくしの里の大原の闇龗(=龍神)に云いつけてふらせました雪の砕けましたのが、そこのあたりに散ったのでございましょう。大原の里に先に降りましたよ。
<所在地のGoogelマップ> ・・・ 「大原」は、大楠の場所(貴船神社)です。