「邪馬臺(やまと)國=鷹羽國」説
    (福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)


※ 第14回古代史講座古代田川を解き明かす
  記紀はなぜ鷹羽の神々を隠したか  ‐壬申之大乱との関わり‐
 (令和元年12月8日(日)、主催 田川広域観光協会古代史研究会 、於 福岡県立大学 大講義室)より

 記紀はなぜ鷹羽の神々を隠したか  -壬申之大乱との関わり-

英彦山豊前坊高住神社・彦御山宝印
記紀はなぜ鷹羽の神々を隠したか
   -壬申之大乱との関わり-
第14回古代史講座 古代田川を解き明かす
 令和元年12月8日(日)
 主催 田川広域観光協会古代史研究会
 於 福岡県立大学 大講義室
  記紀万葉研究家
  神功皇后紀を読む会・主宰  
             福永晋三

挨拶

大家好!

みなさんこんにちは。

今天我要説田川的語源.

今日私は田川の語源をお話しいたします。

  『記紀はなぜ鷹羽の神々を隠したか ― 壬申之大乱との関わり ―』(令和1年12月8日)の6分割の
   講演動画の「再生リストの全体を見る」の画面表示を こちら からリンクしています。

 戦後史学から脱却せよ & 倭国=豊国説‼

① GHQの占領政策から解放されること。

② 戦後史学の「邪馬台国畿内説」や「大和王朝近畿説」から解放されること。

③ 筑豊・田川の神々を尊重し、筑豊の古伝承を大切にすること。

④ 筑豊の人々が自分と自分の土地に自信と誇りを取り戻すこと。

※ 筑豊が元気になれば、古代史が正しい姿に戻る!

倭国=豊国説(福永説)

  記紀は豊国中心の史書(倭国~日本国の歴史)

  英彦山から沖ノ島までの遠賀川流域こそ倭国(邪馬臺国)

  神武・卑弥呼・神功・天智豊国側の王

  倭の五王と阿毎多利思比孤(日出処天子)・天武筑紫側の王

  壬申の乱豊国での戦い

 

 ・豊国の織姫を探す ・・・ 瀬成神社には、瀬織津姫神も祭られている

 ・瀬成神社(中元寺

 ・彦山北麓・中元寺の織姫 ・・・ 瀬織津姫神は、水の精霊、龍神・水神である

 金の原遺跡は、庄原遺跡に接する

 ・「はた(鰭)」の別名が、「ひれ(鰭)」である

 ・豊前国(倭国の中心地) ・・・ 彦山の北鹿と南麓の国である

 ・彦山南麓・吉野の天女(山国町吉野の若宮神社

 ・彦山南麓・吉野の天女(懐風藻) ・・・ 『懐風藻』で詠われた吉野は、山国町吉野である

 ・彦山南麓・吉野の天女(魔林峡 ・・・ 八人の天女が降りた所

 ・寿限無(落語)

 ・彦山南麓・吉野の天女(万葉集 仙柘枝歌) ・・・ 『万葉集』にも『懐風藻』と同じ歌がある

 ・彦山南麓・吉野の天女(続日本後紀 野馬臺(やまと)の歌) ・・・ 仁明天皇の四〇歳のお祝いの歌

 ・彦山南麓・吉野の天女(天女の絵 Ⓒ古代日本Gallery) ・・・ 薄絹から天女伝説が生まれたと思われる

 弥生時代の絹 ・・・ 奈良県(大和)から弥生時代の絹は出土されていない

 ・『丹後國風土記』逸文、「奈具社」 ・・・ 奈具神社に祀られた天女は豊宇賀能売命は、豊宇気姫神

 ・『日本書紀 神功皇后紀』 ・・・ 撞賢木嚴之御魂天疎向津媛命は、天照大神の荒魂

 ・京都府舞鶴市の大森神社の護符 ・・・ 撞賢木嚴之御魂天疎向津媛命と書かれている

 ・記紀から隠された瀬織津姫(八幡比咩神とは何か) ・・・ 水神、月の女神

 ・月の女神の再発見(彦山権現垂迹縁起抜書) ・・・ 九州年号の金光七年「576年」に神が移されている

 ・糸田町の許斐神社と泌泉 ・・・ 多紀理比売の別名が、田心(たごり)姫命

 ・沖ノ島の国宝、機織機のミニチュア ・・・ 大物主の妻である多紀理比売も機織りの姫

 ・六月晦大祓(大津市・佐久奈度神社由緒) ・・・ 天智八年(669)に中臣金連が創作

 ・法蓮上人(宇佐氏)像と鎮西彦山縁起 ・・・ 彦山の瀬織津姫を 消した張本人が法蓮

 ・英彦山松会(御潮井取り) ・・・ 龍日賣神社、龍神

 ・中島みゆきの「糸」の歌詞と織姫の徳 ・・・ 仕合わせの意味「経緯」は、経(たていと)と緯(よこいと)

 ・瀬織津姫神の神徳 ・・・ 百姓(おほみたから)の「災」を「祓い」、百姓に「仕合わせ・幸せ」を
               もたらす神徳

 ・彦御山宝印ー天御中主(古事記 別天神五柱) ・・・ 天之御中主神は、隠された瀬織津姫らしい

 ・古宮八幡宮御鎮座縁起 ・・・ 古宮八幡宮は鷹巣山御鎮座。豊比咩命は宇佐八幡の比売大神と異社同体ノ御神

 ・豊前州田川郡龍之鼻権現縁起 ・・・ 白鳳の頃に「鷹羽」の名が、「田川」に書き換えられた

 ・田川の語源 ・・・ 田川の語源である「鷹羽」は、景行天皇が名付けた

 ・八千矛神の歌物語(八千矛神は日子山の神?) ・・・ 「日子遅の神」の日子は、山の元の字

 稲羽の素菟ー八上比売との婚姻 ・・・ 稲羽の素菟は、鳥取県の話ではない

 ・稲羽の素菟?(下津野高木神社 ・・・ 添田町下津野の高木神社に祀られている

 ・神産巣日之命、大穴牟遅を生き返らせる ・・・ カミムスヒの神(神産巣日神)は、彦山の第3座目の神

 ・大物主こそ大国主の祖先 ・・・ 古事記の系図から、大国主は大物主でない

 ・大国主(大物主)の国造り(倭成す大物主 ・・・ 大国主が大物主を祀っただけ

 ・三輪山(大物主神)=倭三山 ・・・ 今は、香春岳の何処にも大物主は、祀られていない

 ・英彦山豊前坊高住(鷹巣)神社(豊日別国魂神=大穴牟遅神) ・・・ 本殿は洞窟の中にある

 ・英彦山豊前坊 高住神社(豊日別国魂神=大物主) ・・・ 大国主とあるが、大物主の間違い

 ・神武天皇の第二次東征 ・・・ 菊池・山鹿方面から神武天皇が、鷹羽国に侵略してくる

 ・求菩提山の大物主(頭) ・・・ 頭八咫烏とある「頭」が、豊前坊であり大物主である

 ・倭国=邪馬台国創始 ・・・ 倭(やまと)国は、邪馬台(やまと)である

 ・神武天皇大物主神の子孫と婚姻

 ・新説 日本書紀 崇神天皇 ・・・ 天照大神と倭大国魂(=大物主神)を祭る

 ・卑弥呼は大物主神の妻(箸墓の由来はこうだ。) ・・・ 卑弥呼と思われるのが、倭迹迹日百襲姫命

 ・謎の巨大前方後円型地形 ・・・ 倭迹迹日百襲姫命(=卑弥呼)の箸墓

 ・川崎町の大物主信仰 ・・・ 大和国の一の宮三輪明神、大神(おおみわ)神社は、香春岳しかない

 ・奈良県の大神神社 ・・・ 川崎町の大三輪神社より200年近く新しい

 ・香春岳(三輪山)の大神神社 ・・・ 西暦650年までは、香春岳に大物主神が祭られていた

 ・通説の壬申の乱戦闘図 ・・・ 滋賀県・三重県・奈良県の戦いとなっているが、違う

 ・倭国地図(法興元591以後) ・・・ 福岡県に倭国本朝倭国東朝の2つの王朝が存在した

 筑紫年号(西暦対照表) ・・・ 「法興」という年後は、法隆寺金堂の釈迦三尊像の光背銘に刻まれている

 ・倭国本朝の日出処天子 ・・・ 聖徳太子ではない。

 ・隋書 俀國 ・・・ 西暦600年頃に「日出處天子」とある王がいた

 ・倭国本朝の倭京 ・・・ 羅城で囲まれたわが国で最初の条坊制の都

 ・倭国本朝の倭京を囲む「羅城 ・・・ 『国立歴史民俗博物館研究報告 第36集』に報告がある

 ・倭国東朝 舒明・皇極天皇(蘇我氏の滅亡) ・・・ 飛鳥板蓋宮は、行橋市の 福原長者原遺跡 である

 ・倭国東朝 蘇我入鹿暗殺 ・・・ 双墓といわれる蘇我蝦夷と入鹿の墓が、みやこ町の三ツ塚古墳である

 ・新説 日本書紀 飛鳥時代 ・・・ 『日本書紀』に書かれている二元外交は無かった

 ・倭国東朝 倭河邊行宮 ・・・ 香春町の阿曽隈社である

 ・倭国東朝・新羅・唐帝国vs倭国本朝・百済・高句麗

 ・倭国東朝の天智天皇 宮原盆地の地下水路を建設 ・・・ 白村江戦前の倭国東朝の天智天皇の業績

 ・宮原の給水設備建設時の「吹き出し ・・・ 狂心の渠である

 呉中平雪穴 ・・・ 「宮の東の山に石を累ねて垣」とある

 ・倭国東朝の吉野宮 ・・・ 山国町吉野の若宮神社である

 ・日出処天子の孫「筑紫君薩野馬」水城を造る ・・・ 水城は、白村江の戦いの前に造られている

 ・日出処天子の孫「筑紫君薩野馬」唐の捕虜になる ・・・ 筑紫君薩野馬が捕虜となったのは、白村江戦の前

 ・倭国東朝 白村江戦前夜 ・・・ 筑紫君薩野馬が捕虜となった翌年の661年に天智天皇即位

 ・倭国東朝 白村江戦前夜 須弥山を築く ・・・ 天智天皇は即位した西暦661年に都を近江大津宮へ遷す

 ・倭国東朝 白村江戦前夜 漏刻を築く

 ・白村江戦(倭国本朝・東朝) ・・・ 西暦663年、白村江戦に倭国本朝が敗れる

 ・白村江戦(倭国本朝の遺物) ・・・ 大宰府から御笠団印、遠賀団印が出土されている

 ・白村江戦後 筑紫君薩野馬 帰朝 ・・・ 白村江戦の翌年(664年)に筑紫君薩野馬が帰朝

 ・白村江戦後 筑紫君薩野馬 天智の大皇弟となる ・・・ 筑紫君薩野馬が、後の天武天皇である

 ・白村江戦後 天智中元と改元(近江令制定) ・・・ 倭国東朝に「中元」という年号があった

 ・壬申の乱前夜 日本と号す ・・・ 壬申の乱の前に天智天皇が、「倭国」を改めて「日本」と名を付けている

 ・壬申の大乱勃発 ・・・ 山国町吉野から北九州の平尾台に向けて北上する

 ・壬申の大乱 ・・・ 箸陵の下の決戦にある「上中下の道」、道の石碑が、香春町の高野に残っている

 ・壬申の大乱 箸陵の下の決戦 ・・・ 赤村の内田にある前方後円型地形の下

 ・壬申の大乱の終結(天智殺害 ・・・ 『扶桑略記第五』に天智天皇が殺されたような書き方がされている

 ・壬申の大乱の終結(天智入水 ・・・ 入水自殺をしたような大后の歌が残されている

 ・壬申の大乱の終結 ・・・ 赤村大原の貴船神社の地が、天武天皇の飛鳥浄御原宮

 ・天武(筑紫君薩野馬)の崩御 ・・・ 草薙劒に祟れる。何故か? 天武天皇は、筑紫君薩野馬だった

 ・倭国地図(法興元591以後) ・・・ 福岡県に倭国本朝倭国東朝の二王朝が存在していた

 ・旧唐書の証明 ・・・ 2つの王朝の存在を旧唐書は示している

 ・記紀はなぜ鷹羽の神々を隠したか ・・・ 古事記の序文にある編纂方針が、書かれている

 ・式内社とは ・・・ 香春町郷土史会の福田会長の資料

 ・全国の式内社

 ・西海道の式内社

 ・豊前国の式内社

 ・稲羽の素菟ー八上比売との婚姻 ・・・ 鷹羽の神々が一番多く移された先が、今の出雲国

 ・法蓮 宇佐国造庶流出身

 ・法蓮上人(宇佐氏)像 ・・・ 法蓮が瀬織津姫神を消した張本人

 ・日本書紀中の豊国の織姫 ・・・ 瀬織津姫が消されている

 ・日本書紀は倭成す大物主の偉業を消した ・・・ 偉業を消す為に、神武天皇の即位を紀元前660年とした

 ・旧唐書の証明 ・・・ 天武朝で成立した日本紀の内容を唐側が痛烈に批判している