「邪馬臺國=鷹羽國」説
    (福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)


 大年神社 = 「君が代」の「いはほ」⇒「石穂」

※  香春の神と天皇 (その1) より
(令和6年1月6日(土) 香春町郷土史会例会)

大年神と君が代の関係
 古今和歌集巻第七 賀哥(がのうた)
 題しらず   読人しらず
 わがきみは 千世にやちよにさゞれいしの いはほとなりてこけのむすまで
 「いはほ」は、「石穂」であろう。宮崎県高鍋町の大年神社の境内に「いはほ」を発見した。
 このお宮では新年を迎えるとまた一年長生きできたことを大年神に感謝し、海岸から新たに「さざれし」を一個だけ拾ってきて、毎年一個ずつ積み重ねる。石の穂積である。
 高くなって手が届かなくなると別の所に積み直す。「新たなるさざれし」 が「新珠(玉)の」という「年」に係る枕詞となったことがうかがわれ、「あらたまる」という動詞との関連も考えられる。
 「いはふ(祝う)」も「石穂」から生じたのだろう。
鎮懐石(細石)
「鏡餅」

上:鎮懐石(細石(さざれいし))/下:依代

写真「大年神社の石穂」

 <所在地のGoogelマップ>