「邪馬臺國=鷹羽國」説
(福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)
豊の国の織姫 ―邪馬台国の絹―
■ 彦山南麓・吉野の天女
● 天の羽衣伝説
吉野の天女伝説がある。言い換えれば、羽衣伝説である。
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● 中津市山国町の吉野
天女の伝説が、山国町吉野に残ってる。壬申の乱の時の吉野宮もこの 若宮神社 であると言い続けている。
● 『懐風藻』の「吉野に遊ぶ」の八首
懐風藻という、日本最古の漢詩集に「吉野にあそぶ」という歌が八首ある。その八首全部に漆姫、柘枝姫が情に
通じたと男女の出会いの話が残されている。
● 『万葉集』仙柘枝の歌、若宮年魚麿がいた吉野に若宮神社がある
万葉集に柘枝姫がある。この歌を詠ったのが、若宮年魚麿である。吉野宮は、今は 若宮神社 という。奈良時代に
若宮年魚麿がいたということは、若宮神社の近くにいた。奈良県の吉野には、若宮神社はありません。
● 『続日本後紀』 仁明天皇の四〇歳を祝った時の歌が、野馬臺の歌
この野馬臺の歌は、吉野の天女の歌である。絵は安田靫彦氏の額田王画であるが、身に纏っているシルクの
ストールを毗礼(ひれ)という。
額田王画
● 彦山南麓の中津市山国町吉野の魔林峡
魔林峡に天女が降りたという石が残されている。山国町吉野が天の羽衣伝説の発祥した所だと思っている。