「邪馬臺國=鷹羽國」説
(福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)
豊の国の織姫 ―邪馬台国の絹―
■ 日本書紀中の豊国の織姫
● 宋史 日本國(王年代紀)
ㇾ
二
一
二
一
ㇾ
ㇾ
二
一
● 日本書記 神武天皇紀の伊弉諾尊
伊弉諾尊が、「日本(やまと)は浦安の国・・・」とあり、海が無いといけない。奈良県は絶対に日本(やまと)国
ではない。
伊弉諾尊が、降りて来た山を発見した。水巻町の 多賀山 (多賀神社があった)が「おのころ島」であったようだ。
その近くに立屋敷遺跡があり、遠賀式土器と高床式建物の跡が見つかっている。
● 日本書記 織姫殺害事件
伊弉諾尊が、黄泉国の穢れを落とすために禊を行なった後に出てくる八十枉津日神(やそまがつひのかみ)が、
瀬織津姫神らしい。
大日孁貴(おおひるめのむち)であるところの天照大神は、やはり織姫様である。素戔嗚尊に殺されている。
織姫殺害事件である。
● 日本書記 神代上 第五段(一書第十一)、月夜見尊の保食神(織姫)殺し
明治時代に富岡製糸場で女工達が蚕の繭を口に含み取り出していたことを二千数百年も前からやっていたことが
日本書紀に書かれている。
保食神(うけもちのかみ)=豊受大神(中元寺の織姫)が、月夜見尊に殺されている。
● 「はた」と「ひれ」は、どちらも「鰭」がある
「鰭」は、「はた」とも「ひれ」とも読む。立岩遺跡から出土した鉄矛に平絹が張り付いていた。魔除けに
この鰭(ひれ)が付いている。
先代旧事本紀において、饒速日命が十種神宝を携えて、豊国に天神降臨してくる。饒速日命は、三種の神器ではなく、
十種神宝で鏡・勾玉・鉄剣の次の4番目が比礼(ひれ)である。比礼(ひれ)が三種類ある。
これが、祓戸の神(祓戸大神)の大事な部分である。だから、織姫と関わる。