「邪馬臺國=鷹羽國」説
(福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)
宮若市・鞍手郡の古
表紙は、『鞍手郡誌』の巻頭に掲載されている地図。この旧鞍手郡の摘図では、直方市の全域が含まれている。
(1)『鞍手郡誌』の地図/『宮田町史』縄文時代〜弥生時代
・・・ こちらから
・地図上(一部拡大表示)で、犬鳴山、千石峡、剣岳、山部の4ヶ所の位置を確認
・汐井掛遺跡
(2)吉野ヶ里と筑豊の共通点
・・・ こちらから
・立岩式石包丁の分布
・吉野ヶ里と筑豊の共通点(吉野ケ里)
吉野ヶ里遺跡の甕棺墓
二塚山遺跡出土の中国前漢時代の銅鏡、横田遺跡出土の銅鏡と鉄刀
墳丘墓出土のガラス製管玉、銅剣
二塚山遺跡の甕棺墓から出土した朝鮮半島製の鉄矛と小形倣製鏡
吉野ヶ里町周辺の有力集落の墓地と銅鏡
吉野ヶ里遺跡周辺の銅鏡の変遷(吉野ヶ里町誌 P.303)
・吉野ヶ里と筑豊の共通点(筑豊)
立岩遺跡堀田甕棺群出土の前漢鏡
大任町成光遺跡出土の八禽鏡
立岩遺跡は倭奴国の遺跡(出土した鉄剣・鉄矛・刀子・絹)
立岩遺跡出土の管玉やガラス玉で造られた首飾り
(3)饒速日尊の倭奴国建国までの筑豊の歴史
・・・ こちらから
・天満倭国=倭奴國の成立(紀元前14年)
①鉄製品を造った国家
②墨で漢字を書く国家
後57年の倭奴国王(2代、天香語山命)
・弥生時代の倭国=豊国の歴史
倭国の始まりー倭成す大物主(紀元前660年頃)
神代~神功の豊国(宋史 日本國(王年代紀))
おのころ島の発見
弥生中期 銅剣の時代
古遠賀湾沿岸の最古の稲作
(4)神武東征(筑紫から菟狹に至り、英彦山を越え田川へ)
・・・ こちらから
・第一次神武東征(後83年 〜 115年)まで
神武東征前史:鸕鷀草葺不合尊と磐余彦の佐賀平野攻略戦
景行紀の後83年は、神武紀の実年(吉野ヶ里遺跡陥落)
神武歌謡の「お佐賀の大室屋」⇒ 吉野ケ里遺跡
・神武東征謀議
筑紫高千穗の宮(『古事記』神武天皇)
高千穂宮に於ける東征御前會議(神武天皇御一代記御絵巻)
・神武第一次東征(太歳甲寅)
伝承地:熊野神社(古賀市筵内)、神武天皇の御腰掛け石
115年 孔舎衛坂の敗戦(福岡市中央区の草香江)
竈山の高千穂の宮(大宰府市の宝満山)
・第二次神武東征
求菩提山縁起
菟田縣の血戦(菟田の穿邑 = 中元寺川・甌穴群)
菟田下縣(川崎町の天降神社)
(5)神武東征(倭奴国滅亡し、邪馬臺国成立)、神武即位と崩御
・・・ こちらから
・第二次神武東征(射手引神社社伝等+日本書紀)
墨坂の戦い
男坂の決戦
福永説の男坂墨坂の戦い
忍坂の大室に 男坂の窨に八十梟帥を舞ひ打つ
・立岩丘陵(中洲)の決戦へ
日尾(日王)山から西南の烏尾峠に飛ぶ霊烏
立岩丘陵が中洲か
鯰田(熊野)の海戦 ・・・ 皇祖神社社伝(飯塚市大字鯰田字峯)
熊野神社社記(飯塚市大字立岩字浦の谷)
・『鞍手郡誌』の神武東征コース
射手引神社社伝抄録
・高倉下韴靈の剣を奉る
高倉下 ⇒ ※「鞍手」の語源
高倉下の居住地:鞍手町の剣岳(劔神社) ・・・ 石上神宮の元宮
・倭奴国との最終決戦
鵄邑 = 鳥見(野):直方市頓野
・橿原宮と畝傍東北陵
香春町高野の鶴岡八幡宮
香春町にある「おほきんさん」
(6)神武崩御後、倭国大乱へ経て卑弥呼が共立される
・・・ こちらから
・倭国大乱から女王共立
香春町の宮原遺跡
都怒我阿羅斯等(崇神紀、香春町の鶴我家家系図)
荒神谷遺跡、神原神社古墳(島根県)
黒田古墳(南丹市)
・倭国と東鯷国
卑弥呼の時代の東アジア
卑弥呼は大辛国(大伽耶国)から来た!
香春神社の祭神
・末盧國はどこか
・伊都国へ「東南陸行五百里」
・卑弥呼の墓
赤村内田の前方後円墳
倭迹迹日百襲姫命の箸墓
・新北に津があった時
新北津跡(鞍手町)
魏志倭人伝「皆津に臨みて」
剣岳城、八剱神社(上宮)
日本武尊は伊都国の爾支だった
(7)神功皇后、大鷦鷯天皇の時代における鞍手の関り
・・・ こちらから
・氣長足姫尊天皇の豊国北伐
万葉集8番(熟田津) ・・・ 鞍手町新北
忍熊(熊坂)王の逃避行 ・・・ 飯塚市勢田
・大鷦鷯の乱(豊国史)
古事記(仁徳記)の「倉椅山」 ・・・ 鞍手町の飯盛山
・軽皇子宿于安騎野時柿本朝臣人麻呂作歌(万葉集)
「初瀬の山」 ・・・ 鞍手町長谷
(8)伊豫の熟田津の石湯は、宮若市の千石峡だった!
・・・ こちらから
・熟田津はどこか
『新分郷』の再発見(和名鈔:鞍手郡郷名、鞍手郡誌)
・伊豫について
・伊豫の石湯探し
『河海抄』「温泉記」
伊豫國風土記逸文の温泉碑
伊豫の石湯の実景描写
チャンチンモドキ
伊豫の石湯を犬鳴川、八木山川水系に探す
伊豫の石湯は千石峡だった
・伊豫の石湯は鞍手郡の遺産
伊豫國風土記
笠松神社(鞍手郡誌)
・上宮聖徳皇子(聖徳太子)の正体
法隆寺金堂の釈迦三尊像 光背銘
倭国本朝の倭京(大宰府)
『隋書』俀国伝
飛鳥時代の倭国両朝
・復活した「伊豫の熟田津の石湯」
所田温泉(宮若市社会福祉センター)
・熟田津歌 別の一首(山部赤人)
万葉集322番、323番