「邪馬臺(やまと)國=鷹羽國」説
    (福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)


※ 第13回古代史講座古代田川を解き明かす
  鷹羽の神々 -倭成す大物主-
 (令和元年十月二〇日(日)、主催 田川広域観光協会古代史研究会 、於 福岡県立大学大講義室)より

※ 香春町郷土史会月例会
  改訂版 鷹羽の神々 ---倭成す大物主---
 (令和元年十一月二日(土)、主催 香春町郷土史会 、於 香春町町民センター)より

 鷹羽の神々 -倭成す大物主-

第13回古代史講座
 古代田川を解き明かす
鷹羽の神々
    ―倭成す大物主―
令和元年一〇月二〇日(日)
田川広域観光協会古代史研究会
福岡県立大学大講義室
記紀万葉研究家
「神功皇后紀を読む会」主宰
福永晋三

  『鷹羽の神々 -倭成す大物主-』(令和1年10月20日)の7分割の講演動画の「再生リストの
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 ・戦後史学から脱却せよ!

 ・九州王朝論と倭国=豊国説
         ・・・ 「ヤマト王朝」は、田川で興った。「倭成す大物主」が、本日の結論である。

 ・鷹羽の神々 ・・・ 彦御山宝印の真ん中の神は、天御中主である。

 ・山門・山処(倭・日本・大和)は日子山のある国

 ・豊前国は、倭国の中心部

 瀬成神社(添田町中元寺)

 ・瀬成神社伝承(「ふるさと中元寺」より) ・・・ 瀬成神社に瀬織津姫神が祀られていた。

 ・宋史 日本國(王年代紀) ・・・ 最初の神は、天御中主である。

 ・英彦山神宮御本社(上宮 ・・・ 天村雲命が祀られている。

 ・日本書紀 卷第一第一段 一書第四

 ・古事記 別天神五柱 ・・・ 天之御中主神宇摩志阿斯訶備比古遲神は、英彦山の神である。

 ・国生み神話ー伊弉諾尊 ・・・ 考古学上、紀元前4~3世紀と思われる。

 ・誓約(うけひ) 饒速日(天照大神)素戔烏尊 (日本書紀)

 ・誓約(うけひ) 天照大御神速須佐之男命 (古事記)
               ・・・ 日本書紀と古事記の主張が逆である。

 ・素戔烏尊と草薙剣 八俣遠呂智退治の真相
               ・・・ 素戔烏尊は最初(一番古い)の八幡神を倒した人である。

 ・素戔烏尊と草薙剣 出雲王朝の成立
               ・・・ ここの歌が日本で最も古い倭歌と言われている。

 ・素戔烏尊と草薙剣 弥生中期 鉄剣の時代
               ・・・ 古代豊国には、青銅と鉄とが同時期に作られた可能性が高い。

 ・湏佐之男命 → 大国主神 ・・・ 大国主神には、5つの名前がある。

 ・稲羽の素菟ー八上比売との婚姻 ・・・ 大国主は大穴牟遅神の名で書かれている。

 ・稲羽の素菟?(下津野高木神社 ・・・ これが稲羽の素菟ではないか

 ・古事記 別天神五柱

 ・神産巣日之命、大穴牟遅を生き返らせる ・・・ 英彦山に関する話である。

 ・大国主神根の堅州国に行き、湏佐之男命の娘を娶る ・・・ これからは大国主と名乗る。

 ・八千矛神の歌物語 八千矛神は日子山の神? ・・・ 日子遅の神とまた、大国主が別名で書かれている。

 ・湏佐之男命と大国主神の系図の謎 ・・・ 湏佐之男命と大国主神の間は、6代開いている。

 ・大国主の国造り ・・・ 伊弉諾尊の国生みのずーっと後に大国主がやっと国造りを始める。

 ・大国主の国造り 倭成す大物主 ・・・ 大物主が、大国主と一緒に国造りをしている。

 三輪山(大物主神)= 倭三山 ・・・ 三輪山は、英彦山も可能性があるが?

 ・大年神 = 穂落としの神 =大物主? ・・・ 湏佐之男命の子、大年神が重要である。

 ・大年神と君が代の関係 ・・・ 「いはほ」は、「石穂」であろう。

 ・古事記 別天神五柱 ・・・ 英彦山の比古遲神は、大物主である。

 ・大物主は英彦山の地主神 ・・・ 彦山権現垂迹縁起抜書に書かれている。

 ・鷹羽の神々ー田心姫命 ・・・ 鷹羽郡の語源が書かれている。

 ・糸田町の許斐神社と泌泉 ・・・ 「沁」で「たぎり」と読むのか?

 ・英彦山豊前坊高住(鷹巣)神社  ・・・ 大物主は、本当に英彦山から居なくなったのか?

 ・英彦山豊前坊 高住神社 豊日別国魂神=大物主 ・・・ 豊前豊後の住民の守護神である。

 ・彦山縁起の大己貴神 ・・・ 大和国大三輪の大明神なりとある。

 ・天満倭国=倭奴国成立 ・・・ 大国主は、いつ国譲りをしたのか?

 ・神武天皇の第二次東征 ・・・ 饒速日の建てた倭奴国が、神武天皇に滅ぼされる。

 ・求菩提山の大物主(頭) ・・・ 求菩提山八天狗像の中央の大天狗こそ、大物主の神だった。

 ・倭国=邪馬台国創始 ・・・ 魏志倭人伝の中に神武天皇のことが書かれている。

 ・神武天皇紀の大己貴大神 ・・・ 香春町鏡山にある「玉垣様」は、大物主が祀られている。

 ・新説 日本書紀 綏靖天皇

 ・倭国大乱時の「冢」か

 ・新説 日本書紀 崇神天皇 倭成す大物主 ・・・ 倭迹迹日百襲姫命が、卑弥呼である。

 ・卑弥呼即位から遣魏使

 ・卑弥呼 安田靫彦画 ・・・ 背景は、火山が描かれている。

 ・卑弥呼も豊国の織姫 ・・・ 大物主も八幡神かも知れない。

 ・卑弥呼の都と墓(田川郡)

 ・謎の巨大前方後円型地形 ・・・ この古墳は、香春岳を向いている。

 ・川崎町の大物主信仰 ・・・ 大三輪神社 祭神:大物主神

大和国の一の宮三輪明神とある。どこにあった大和国??

 ・奈良県の大神神社 ・・・ 貞観元年(859)より後に、大和国一之宮になっている。

 ・綜麻形の家紋 ・・・ 「三つ鱗」紋は、天香山・耳成山・畝尾山を図案化したものだった。

 ・鷹羽の神々 ご神紋 ・・・ 英彦山の鷹羽の神々を表している。

 ・倭成す大物主 倭国の真の起源 ・・・ 大物主が倭国を造った時が紀元前660年である。